自然災害の多い日本では、日頃から防災に対する備えが必要とされています。実際に防災グッズを用意している人も多いと思いますが、災害に備えて化粧品も用意しているという人は少ないものです。
「何を用意したら良いか分からない」という人は、旅行用と防災用を兼ねられる旅備コスメを用意してみませんか。この記事では、防災グッズに化粧品を用意することの大切さ、準備しておきたい化粧品を一挙にご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
タップできる目次
旅備コスメ|防災グッズに化粧品を用意しよう
旅備コスメとは、旅と非常時の両方で役に立つ化粧品のことです。旅行に持っていく化粧品はコンパクトで気軽に持ち運べることから、防災アイテムとしても注目されています。
旅備コスメを用意するメリットは、4つです。
1.生活を守る
災害発生時には水や電気などのライフラインが断絶され、入浴や洗顔などが長期間できないことも珍しくありません。
旅備コスメがあれば最低限の衛生管理やスキンケアが可能で、感染症予防や肌荒れ防止につながります。
2.ストレス対策になる
災害時に避難所生活になると、精神的に不安定になりがちです。そのうえ避難所で他の人と顔を合わせる際、身なりが整っていないと自信を無くしてしまう人もいます。
災害時でも化粧品で自分をケアすることで、心の健康が保てます。
3.乾燥対策になる
災害時は生活環境が一変し、避難所や屋外での生活を余儀なくされるときがあり、通常より乾燥した環境に身を置くことになります。
乾燥は肌のバリア機能を低下させ、肌荒れやかゆみを引き起こす原因です。災害用バッグに化粧品を用意しておくことは、乾燥対策として有効な手段となるでしょう。
4.化粧品が支給されない、支給が遅いことがある
災害時には食料や医薬品などの必需品が優先されるため、化粧品は後回しになる場合が少なくありません。災害により物資の輸送経路が遮断されると、支給が大幅に遅れる恐れもあるでしょう。
また支給されたとしても、自分の肌質や好みに合った化粧品が手に入るとは限りません。災害用バッグに化粧品を用意することで、化粧品の支給が遅れるまたは支給されない場合でも、自己ケアができます。
災害は、いつどこで起きるか分かりません。この機会に旅備コスメの用意をしてみませんか。
これだけは持っておきたい!防災グッズに備えておきたい化粧品
ここからは、防災グッズに備えておきたいおすすめの化粧品をご紹介します。旅行や日頃のケアにも役立つアイテムのため、ぜひチェックしてみてください。
クレンジングシート
災害発生時、断水や避難所生活などでメイクを落とすことが難しい状況が考えられます。そこで、クレンジングシートは、水やコットンがなくてもメイクを落とせる便利な防災グッズとしておすすめです。
防災グッズにボディシートを用意している人もいますが、体用のシートはごわごわしていて顔は拭けなかったという人もいます。
保湿成分が含まれているクレンジングシートなら、洗顔後の乾燥を防ぐ効果も期待できます。おすすめのアイテムは、「ズボラボ 夜用ふき取り乳液シート クレンジングシート」。
❁ ズボラボ 夜用ふき取り乳液シート
諸事情で数日洗顔ができなかった時期に購入。柔らかいシートにたっぷり美容成分が含まれていて(でも液だれはなし!)拭き心地は最高✨最近は休日の朝洗顔の代わりに使用してました。またこういうタイプの商品を使う時はこれを買いたい#使い切りスキンケア pic.twitter.com/7iwGo1PCTq
— paya (@paya_paya7) May 22, 2021
メイク落としだけでなく、洗顔+化粧水+乳液+美容液の役割を果たしてくれて旅備コスメに最適です。疲れてメイクを落とす日にも活用できますよ。
推し活のためにバス移動する際にも役立ちます。
アイブロウペンシル
アイブロウペンシルは、必要最低限のメイクアップアイテムとして非常時に役立ちます。眉毛は顔の印象を大きく左右し、非常時にも眉毛だけでも描いておきたい人も多いでしょう。
またアイブロウペンシルは、ペンの代わりになります。電話やインターネットが使えない場合、被災地では手書きのメモや伝言が重要な連絡手段です。
普段筆記用具を持ち歩いていない人は、災害バッグにアイブロウペンシルを入れておくと様々な場面で役立ちます。
おすすめは、セザンヌ 超細芯アイブロウ。
#使い切りコスメ
セザンヌ
超細芯アイブロウ
03 ナチュラルブラウンこれ有名なのに今まで全然使ったことなくて。
この細さめちゃくちゃ描きやすい。
私、今はそこそこ自眉があるのですが隙間を埋めるのにちょうど良かったです。
気に入ったのでこの色をリピートしました
安いのも有り難い。 pic.twitter.com/8RPmZZ3VY8— はな (@haki36tsbpuk) November 20, 2023
繰り出しタイプで削る必要はありません。細くて書きやすいため、毎日のメイクにも使えます。
日焼け止め
防災グッズに日焼け止めを備えておくことは、非常に重要です。災害発生時には、避難所での生活や片付け作業など、外で過ごす時間が増えます。
そうした環境下では、日焼けによる肌へのダメージが避けられません。体の日焼け対策も十分できないことも想定されるため、 顔だけでなく体にも使える日焼け止めがおすすめです。
チューブタイプやスプレータイプなど、持ち運びやすい日焼け止めを選びましょう。おすすめは、手を汚さずサッとスプレーして使う「紫外線予報 透明UVスプレー」。
顔や体だけでなく、髪にも使えます。
1歳ごろから利用でき、家族の紫外線対策がこれ1本で実現しますよ。
ドライシャンプー
ドライシャンプーは水を使わずに髪を清潔に保ち、頭皮の健康を保つ防災グッズです。髪を清潔にすることは気分転換になり、ストレス解消にもつながります。
災害時だけでなく、体調が悪くてお風呂に入れないときにもあると便利ですよ。おすすめは、体にも使えるドライリフレッシャー。
災害時夏場出先で汗をかいてしまった時等に便利です。
未開封だと3年保存可能だそうです。
全身可能ですが、使用後は拭き取りはしないといけません。
さっぱりとした香りなので気分もいいです。
あるとないでは全然違うのでこの手の物が1つあると安心です
未開封なら3年間持つため、防災グッズに入れっぱなしでもOKです。
トラベルセット
トラベルセットは小型で軽量なので、旅行バッグや防災バッグに入れても場所を取らず、持ち運びが簡単です。
使い慣れたメーカーやブランドのトラベルセットであれば、肌荒れの心配も少なくなります。1週間から10日分のものを用意しておくと便利です。
おすすめは、キュレルのフェイスケアミニセット 。
初めて買った
ミニセット
出張に連れて行きます敏感肌は旅先にあるケア用品でトラブルを起こすので、大人しくいつものを持っていく pic.twitter.com/pKtwPKTmRF
— キュレル子 (@curelko_gao) September 14, 2019
たっぷり20日分入っていて、長期の旅行にも便利です。
ワセリン
ワセリンは、肌の保護や保湿、傷口の治癒など、幅広い用途で役立ちます。コットンと一緒に利用すると、メイク落としにもなります。高温多湿を避け、直射日光が当たらない場所で保存すれば、長期保存も可能です。
チューブタイプのベビーワセリンなら、持ち運びも楽々。
地震多いし、防災ポーチ作った。
入れたものははこんな感じ。全部で415g。
・ペンライト
・ホイッスル
・ワセリン
・バンドエイド
・薬(鎮痛剤など)
・現金や小銭
・携帯トイレ
・エマージェンシーシート
・マスク
・ウェットティッシュ
・ビニール袋
・食料(飴、羊羹など)#防災ポーチ pic.twitter.com/FYPbySHJI2— アサ (@asalab_jp) April 8, 2023
肌の調子が悪いときにも使えるため、常備しておくこともおすすめです。
万が一に備えて防災グッズに化粧品を用意しておこう
災害発生時、断水や避難所生活などで、普段通りのスキンケアやメイクが難しくなることがあります。そんなとき、防災グッズに化粧品を用意しておくといざという時に役立ちます。
クレンジングシートやドライシャンプーなど、旅行にも使えそうなアイテムを中心に準備しておくことがおすすめです。この機会に、防災バッグの中身を見直してみましょう。